情報収集のコツ!Googleアラート、ヤフーリアルタイム、facebookフォロー機能など

2016.03.29

情報過多の時代において、ビジネスに必要な情報を効率的に集めるコツは?

インターネットが普及したことで情報発信や、情報の受け取りも簡単になりました。

ネットが普及する以前は、テレビや新聞、雑誌などで、ごく限られた一部メディアが一般大衆に向けて発信していたのに対し、今はネットというツールを使い、「個人」がメディア化し、一部の有名人に至ってはfacebookやtwitterのフォロワー数が数万人、数十万人という状況も出始め、彼らが一言ネットで発信すれば、数万人に一瞬で情報が届く時代になりました。

ここまでの規模感になるともはや「個人メディア」と呼んでも違和感はありません。

個人の情報発信が増える一方で、本当に必要な情報を選別しにくくなってきた

一方で、大勢の個人が情報発信をしていく中で出てきた課題が、情報が多すぎて自分に本当に必要な情報を選別にしにくくなった、ということです。

今回は、情報社会において必須とも言える情報収集をテーマにし、情報収集のお役立ちツールを紹介したいと思います。
私自身、このようなツールを使うことによって、世の中に出てくる最新、且つ必要な情報を非常に効率よく集めることが可能になりました。

Googleアラート

Googleアラートは、Googleが提供するサービスの1つで、任意のキーワードを登録しておき、そのキーワードに関連するページがインターネット上に出ればメールで届けてくれるというサービスです。

ポイントは、「希望のキーワードを指定できること」、そして「メールで届けてくれる」ということです。

私の使い方としては、例えばこのような感じです。

●取引先などビジネス上で関わりのある会社を登録 
⇒これにより、取引先に何か新しいニュースがあれば自動的に情報が入ってくるようになります。
例えば、子会社を設立した、新しいサービスをリリースした、上場決定した、あるいはその会社に対して誰かがブログで書いた、などの一般人の意見などの情報も入ってきます。

取引先の情報をこのような形で敏速に知ることができれば、次にやりとりする際の会話のネタになるでしょうし、またビジネス上でも次の一手をスピーディーに打つことができます。

●自分が身を置く業界における気になるキーワード、ビジネスのヒントとなるキーワードを登録

自分の業界における情報収集は欠かせません。誰しもが気になるキーワードというのはあるはずです。そのようなキーワードを登録しておくことで自動的にそれらの情報を集まってきます。例えばgoogleアラートではニュース記事などもよく届くのですが新聞社等のメディア会社はいち早く情報を入手し、世に出すのが仕事ですから、そのような意味では最新のニュースを漏らさずにキャッチアップできるので便利です。

●投資している株式銘柄名を登録

こちらも非常に使えます。投資分野においてもいかに早く情報を収集するかですから、例えば投資対象が新しい事業としてこのような分野に参入した、あるいは販売中のサービスの売れ行きが好調そうだとか、投資判断をする上での何かしらのヒントになる場合もあります。

他にもいろいろな使い方があると思います。

ちなみにメールが届く頻度も、

・その都度
・1日1回
・週1回

から選択できます。

その都度来ても大変ですから、私は1日1回に設定しています。
もし指定したキーワードに関する情報がネット上に新規で出現すれば、だいたいお昼ぐらいにアラートメールが来ます。

私の場合、おそらく150~200ぐらい登録していると思いますが、平均するとだいたい毎日20通ぐらいが届きます。
お昼の時間にその20通がまとまって届くので、一気に閲覧し、更に詳しく知りたいときは、そこから更に情報を掘り下げていき理解を深めます。

Googleアラートを通してのこれらの情報収集に要する時間はだいたい10分、15分ぐらいでしょうか。毎日のこの10分、15分で、自分の気になるテーマの情報は抑えておけるので非常に助かっています。

ヤフーリアルタイム

これは、

・即時性のある情報を知りたい時
・一般ユーザーの生の意見・感想を知りたい時

に使います。

ヤフーリアルタイムはこちら

見た目は通常のヤフー検索ですが、検索窓の上のカテゴリを見て頂くと「リアルタイム」がベースになっているのが分かるかと思います。これはtwitterと、facebookの一般ユーザーの投稿をチェックできるツールです。

普通のヤフー検索同様にキーワードを入れて検索します。ただ通常のヤフー検索と違うのは、検索結果が「twitterとfacebookでユーザーがそのキーワードに関する投稿」になっている点です。つまりその人が知り得た情報、意見・感情等を知ることができるのです。

ツイッターなどは特に即時性が高いので、まさにその瞬間の情報が欲しい際は特に使えます。
私は地震が起きた際は、真っ先にこのヤフーリアルタイムで「地震」と検索します。

そうすれば、大勢の人が地震について呟いているので、数十秒もあれば震源地、震源の深さ、マグニチュードなどの情報は入手できます。
またその他にもスポーツの試合についてのみんなのコメントを知りたい場合なども向いているでしょうし、好きなミュージシャンのライブの状況なども向いているでしょう、あとはセミナーの状況を知りたい場合にも向いています。セミナーなども最近は拡散させるためにハッシュタグを付けてtwitterで呟くことを勧める主催者もいるぐらいです。

また電車の遅延情報を知る際も向いているでしょう。

facebookフォロー機能、twitterフォロー機能

また冒頭で触れた通り、個人が情報発信する時代になり、その情報は非常にオープンになりました。
誰もが、いつでもどこでも情報を受け取れるようになりました。

このような時代において重要なのは、誰の情報を受け取るか、ということにあると思います。
どんな業種でも構わないと思いますが、例えば自分が身を置いている業界の第一人者の情報を受け取れるようにしておけばその情報は知恵やヒントを与えてくれるでしょう。

そこで、そのような自分にとって価値ある情報を発信している人をフォローするのです。
facebook、twitterなどで発信されているケースが多いので、これらでフォローすると良いでしょう。
ちなみにfacebookは友達申請ではなく、フォローすることが大事です。

友達申請とフォローはそれぞれ特調があり、一般的には既に面識があれば友達申請、そして面識はないがその人自身の発信に関心があり、情報を受け取りたいという場合は、
フォロー機能、という使い分けになっています。facebookも当初はフォロー機能はありませんでしたが、そのような目的で使い分けるために新たな機能として用意しています。

なので、いきなり会ったこともないのに「友達申請」をすると失礼にあたるケースがありますので注意しましょう。

インスタグラム

「写真」で情報収集したい場合はインスタグラムが便利です。
例えば海外旅行の行き先に迷ったら、気になる観光地名を検索してみて下さい。いろんな方がその観光地について写真を投稿しているはずです。

またお花見の時期に、あの公園の桜は今どのぐらい咲いているかな、と思ったらその公園名を検索してみて下さい。ツイッターも併用すると完璧でしょう。

ちなみに今の10代は検索サイトでの情報収集よりもインスタグラムやツイッターなどを検索するという話も聞きます。

即時性がありますし、名前の意見でリアルな情報だから、ということが理由のようです。今の10代は、検索サイトで出てくる情報は企業や人の意図が反映された情報で信じらないという風に思っていたりもするそうです。笑

雨雲ズームレーダー

これはビジネスとは異なりますが意外に重宝しますので紹介します。

ヤフー天気で「雨雲ズームレーダー」というのがあるのですが、これは何かというと、時間の経過に応じて雨雲の動きを見れるサービスです。これはスマホで見ます。

これが効果を発揮するのは外出中に「なんだか今日は雨が降りそうだけど、何時頃戻ればいいんだろう」という場合です。
通常の天気予報でも1時間単位という結構短い単位での天気用も出してくれていますが、「雨雲ズームレーダー」に至っては、5分単位で雨雲の動きを追えますので、
「おっと、35分後にはこのあたりに雨が降りそうだ。早くここを出なきゃ!」のようなアクションが取れるわけです。

私はこれを使うようになってから、「あー、あと10分早くここを出ていれば雨に濡れずに済んだのに」といったことがかなり減りました。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
情報が溢れているからこそ、その情報の渦に飲み込まれないように能動的に、しかし効率的に情報収集する必要が出てきました。
この情報収集スキルは現代人にとってマストのスキルといえるでしょうし、常に工夫が必要なスキルといえると思います。
皆さんが使っているサービスで、こんな使い方をしているというのがあれば以下のコメント欄で是非教えて下さい。

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