次世代のワークスタイルはこうなる!?「レンタルオフィス」×「03の電話番号をスマホで保有」×「ネットFAX」
自分一人で保有するのではなく、みんなで共有するスタイルの「シェアリングエコノミー」という言葉を最近よく聞くようになりました。配車サービスのUberや、自宅や保有物件を登録し宿泊施設として貸し出すことのできるAirbnbといったサービスも人気です。
そしてオフィスもシェアする時代です。起業ブームもあり通常の賃貸オフィスではなくワンフロアを複数企業でシェアする「レンタルオフィス」を選択する人も増えています。初期コストや毎月の賃料の節約、バックオフィス業務のアウトソーシングなどのメリットなどがあります。
ITの普及によって情報量が膨大になり、企業はスピーディーに情報を取捨選択し、そして判断し行動を起こさなくてはいけなくなりました。
このような時代に必要なのは「変化への柔軟性」です。
そのためには、何かあったときにもすぐに軌道修正できようにしておく必要があり、その一つの形としてレンタルオフィスといったワークスペースが受け入れられている部分もあるかもしれません。レンタルオフィスは独立起業して間もない方が借りるケースも多いですが、やはり先の見えないスタートアップ企業にとっては当初、資本金もそれほどない中でオフィスの初期費用は極力0に近づけたいと思うのは当然ですし、また固定費となる毎月の賃料についても極力安くしておきたいと思うはずです。
今回はスタートアップ企業における次世代のワークスタイルというものを考えた際に、レンタルオフィスに加えて「03をスマホで保有」×「ネットFAX」という選択が仕事の効率をかなりアップさせてくれるのでは?という投げかけをしたいと思います。
03の電話番号をスマホで保有とは?
「03」とはご存じの通り東京23区の固定電話番号であり、会社にとってみればこの固定電話番号の保有は信頼性を担保する上で必要不可欠といえるものです。名刺の電話番号の欄に「080-××××-○○○○」だけではやはり信用力を失います。とはいえスマホがこれだけ普及している時代にあってほとんどの連絡はスマホで済ませているでしょうし、それによる不便もないという方も多いはずです。
ということで、固定電話の03は、今では信頼性を担保する上でのツールに過ぎなくなっています。そのような背景もあり、最近では固定電話の03番号をスマホで保有するサービスが出ています。オフィスで固定回線を引く必要はありません。
これを使えば対外的には03の電話番号を公開しつつ、もしかかってきたらスマホで受けるということが可能になります。わざわざ会社の固定電話で受けて、電話に出た同僚が「今、山田は外出しておりますが折り返しさせましょうか?」と伝える必要もありません。
スピードが求められる今の時代ではこちらのやり方のほうがよっぽど合理的でスマートです。
「ネットFAX」とは?
ネットFAXは、こちらも同様の発想ですがFAX番号自体は保有するものの物理的なFAX実機は必要なく、もしFAX送信があれば予め指定しておいたメールアドレスにFAX文面がPDF化されて届くというものです。また送信の際もメール経由で相手方に普通のFAXと変わらない状態で送ることが出来ます。
つまりFAXの送受信のためにオフィスに帰る必要がなくいつでもどこでもFAXの送受信が可能というわけです。メアドにFAXが来るのでもちろんスマホで確認も出来ます。こちらもスピードが求められる今の時代においては是非活用したいサービスです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
スタートアップや小規模企業にとっては、
「レンタルオフィス」×「03の電話番号をスマホで保有」×「ネットFAX」
という組み合わせはコスト削減効果とビジネススピードを加速させてくれるものになるかもしれません。
興味がある方は導入を検討してみては?